暮らしのこと
買い物かごの中身が、いつも同じ
気づけば、買い物かごの中身がいつも同じです。牛乳、卵、豆腐、納豆。野菜も、だいたい同じ顔ぶれ。
レジに並びながら、「これでいいのかな」と思う日があります。新しいものを試したほうがいいのかな、献立に変化をつけたほうがいいのかな、と。
でも、平日の夕方に、そんな余裕はなかなかありません。子どもの宿題を見て、洗濯物をたたんで、気づけば夕食の時間。買い物にかけられる時間も気力も、限られています。
そんな日々を続けるうちに、少し考え方が変わりました。同じものを迷わず買える、というのは、それだけで一つの安心なのではないかと。
いつもの牛乳、いつもの納豆。選ぶ手間がないぶん、ほかのことに力を回せます。定番があるというのは、悪いことではないのだと思います。
ただ、毎日のように使うものだけは、一度きちんと選んでおきたい、とも思っています。醤油や味噌、油のように、ほぼ毎日口に入るもの。原材料の欄を一度確かめて、納得して定番にしておけば、その後は迷わなくて済みます。
最初に少しだけ時間をかけて、あとは同じものを買い続ける。私にとっては、それがいちばん続けやすい形でした。
新しいものを試すのは、気持ちに余裕のある週末でもいいかな、と思っています。かごの中身が同じでも、それは手を抜いているのではなく、選び終えているということ。そう思うと、レジの列に並ぶ時間が、少しだけ穏やかになります。
この記事を書いた人
石本 由貴natural select shop こけもも 店主
福岡県柳川市で、自然食品店「こけもも」の開業を準備しています。
元・歯科衛生士。自然食品のお店で働いた経験から、食と体のことを考えるようになりました。
小学生の子ども2人を育てながら、料理が得意ではない自分でも続けられる「選び方」を探しています。
こけももは、福岡県柳川市新外町の自然食品店です。オンラインショップでも商品をご覧いただけます。
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