暮らしのこと
原材料は「多い順」に書かれています
買い物のとき、パッケージの裏を見るようになったのはグリーンコープの活動に参加してからですが、最初のうちは見ても正直よく分かりませんでした。カタカナの名前がずらずら並んでいるのを眺めて、なんとなく多いか少ないかで身構える、その程度でした。
教わって一番役に立ったのが、原材料は「使った重量の多い順」に書くという決まりでした。いちばん最初に書いてあるものが、その食品にいちばんたくさん入っている。二番目、三番目と、量の多い順に続いていく。そういうルールで並んでいるのだと知って、裏の表示が急に読めるものに変わりました。
順番が分かると、最初の二つか三つを見るだけで、その食品がだいたい何でできているのかが見えてきます。菓子パンの原材料の二番目に「マーガリン」や「ショートニング」と書いてあったり、めんつゆの一番目が「果糖ぶどう糖液糖」だったり。悪いものだと言いたいわけではなくて、自分が思っていたより砂糖や油が主役なんだな、と気づくことがある、という話です。
反対に、いい発見もあります。だしパックの一番目に「かつおぶし」とだけ書いてあったり、お菓子の最初に「有機小麦粉」「きび砂糖」と、家にもあるような名前だけが並んでいたり。ひっくり返して二秒見れば、それが分かります。
料理が得意なわけではないので、原材料の細かい成分までは覚えられません。それでも、棚の前で二つの商品を持って迷ったときに、裏を返して「最初の三つ」を見くらべる。それくらいなら、料理の腕に関係なく、誰にでもできます。今度スーパーで手が止まったら、いちばん上に書いてあるものだけでも、見てみてください。
この記事を書いた人
石本 由貴natural select shop こけもも 店主
福岡県柳川市で、自然食品店「こけもも」の開業を準備しています。
元・歯科衛生士。自然食品のお店で働いた経験から、食と体のことを考えるようになりました。
小学生の子ども2人を育てながら、料理が得意ではない自分でも続けられる「選び方」を探しています。
こけももは、福岡県柳川市新外町の自然食品店です。オンラインショップでも商品をご覧いただけます。
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